全国各地でご当地ファンドの運用開始・・・グローバル・アセット、サンシティ
全国各地で地域特化型の、いわゆる「ご当地ファンド」の組成が相次いでいる。
不動産ファンドの組成・運用を手掛けるグローバル・アセット(東京都千代田区)は、関西圏に特化した私募不動産ファンド「関西ファンド」を設定することを決定した。
大阪市、神戸市、京都市の3都市を中心に、大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、和歌山県、滋賀県など関西圏の主要都市における不動産を投資対象にする。物件は主に住居、オフィスを中心に、商業施設やホテルなども組み込む予定だ。
今年1月から不動産取得を開始し、3月から資産規模約100億円で関西ファンドの運用を開始する。
その後も物件を取得して順次新規ファンドの設定を行う。3年後には合計資産を500億円〜800億円程度まで積み上げ、Jリートへの上場についても検討するという。
ファンドのアセットマネジメントはグローバル・アセットが行い、資金調達を行うファイナンシャルアドバイザーは新光証券が担当する。プロパティ・マネジメントは、物件ごとにそれぞれ委託していく予定。
同社では関西圏のほか、名古屋エリアでも不動産ファンド組成に積極的に取り組んでいる。同社が運用する不動産ファンド全体の運用規模は3月末見込みで250億円〜300億円に上るという。
東北エリアでは、マンションデベロッパーのサンシティ(宮城県仙台市)が東北地方を中心にした「サンシティみちのくファンド(仮称)」を組成することを発表した。同社は16年度から不動産流動化事業を開始しているが、自社でのファンド組成は同社にとって初となる。
物件は住居を中心に、自社開発物件のみならず、高収益物件を組み入れていく。また、投資エリアは東北を中心に東日本全域が対象になる予定。
規模は30億円規模でスタートし、1年以内に100億円、2年以内に300億円を目指す。

