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私募ファンド組成し賃貸物件の自社運営を強化・・・エイブル

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 不動産賃貸仲介大手のエイブル(東京都港区)は、不動産私募ファンドを組成し、外部からの資産調達を始めた。これまではグループ関係者などから資金を集めてファンドを運用していたが、実績が積み上がったとの判断から外部の機関投資家から資金を募る。平成19年内に不動産投資信託(REIT)上場が目標という。

 賃貸仲介のエイブルが業務多角化に乗り出している。

 私募ファンドを組成し、外部からの資金調達によって賃貸物件の運営を自ら行っていく。

 同社は仲介直営店350店以上、ネットワーク店と合わせると全国で約600店の店舗網を持ち、賃貸仲介に高い実績を持つ。

 同社の強みである客付けの店舗網、ノウハウを生かし、安定運用できる物件の保有に力を入れる。これまでも自社内で改装などは行っていたが、ファンドを組み資金を投入することで物件の取得、改装、運営の取り組みをさらに強化する。

 客付け能力をアピールすることでの資金調達を行い、得た資金によって物件を開発し、客付け先を増やす。強みを生かした好循環の事業モデルで収益力拡大を狙う。

 ファンドの運用を担当するのは、エイブルグループと投資コンサルティング会社のミューチュアル・リンクスが共同出資で設立したアジリティー・アセット・アドバイザーズ(東京都港区)。

 機関投資家などから出資を募っており、3月から賃貸物件の組み入れを始める。投資家から約54億円を集め、借入金も活用し、資産規模は150億円強を見込む。

 同社では、消費者と直接接しているという強みを生かし、購入した物件に消費者の要望が多い改装を加えるなどしている。 

 年内にさらなる私募ファンドも組成する予定。将来的には一般消費者からの資金も調達するつもりだ。同社は保険商品の取り扱いも行っており、不動産ファンドもからめたオーナーや来店客への提案を行っていく。業容の拡大で市況の波に左右されない体制を構築しようとしている。

 平成19年のREIT上場を目指し、将来的にはファンドを一本化する考えだ。


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