災害時のエレベーター復旧を迅速化・・・日立ビルシステム
日立ビルシステム(東京都千代田区)は、大規模地震が発生した際に、エレベーターの被害状況を遠隔モニタリングで把握し、出動指示や復旧報告が行える「広域災害時エレベータ
ー復旧支援システム」を開発、先月より本格運用を開始した。
昨年7月に発生した千葉県北西部を震源とする地震の際には、かご内の閉じ込めや停止が同時多発的に発生し、管制センターや各営業所での受電対応が追いつかず状況把握が遅れた。また電話回線の輻輳(ふくそう)規制の影響で管制センターや各営業所からエンジニアへの出動指示も滞り、復旧までに20時間を要した。
今回のシステムは被害状況を把握するためのモニタリングシステムと携帯電話のパケット通信機能を活用し、輻輳規制を回避して出動指示や復旧報告が行えるのが特徴。昨年7月の千葉県北西部地震と同程度であれば3時間以内に判断を行うことが可能となった。(2月27日号)

