銀座、京都で建物高さ規制相次ぐ
東京都中央区は4月19日、松坂屋銀座店の高層計画を認めない方針を固めた。
中央区は、銀座地区のビルの高さなどを制限する「銀座ルール」を見直し、高さ56メートル以上の建物は一切認めない「禁止区域」と、一定の条件下で認める「容認区域」に分ける。松坂屋のある地区は禁止区域となり、ルールが見直されれば、66〜190メートルの高層ビルへの建て替えはできなくなる。
また、京都市も、市内中心部の建物の高さをこれまでより厳しく規制する方針を明らかにした。市内中心部の幹線道路沿いは、高さ45メートルを31メートル、その他の地域は31メートルを15メートルにそれぞれ最高限度を引き下げる。
これまでも京都市では、JR京都駅ビル、京都ホテルの高層化をめぐって、反対派の仏教界と規制緩和を主張する経済界が対立してきた。
タワー型マンションの建設が活発化する中、著名な都市での相次ぐ高さ制限は、他地域にも波紋を投げかけるとみられる。(5月8日号)

