不動産流動化事業の子会社株式を売却・・・アルデプロ
不動産再販事業のアルデプロ(東京都新宿区)は7月31日、同社の連結子会社で、不動産流動化事業などを手がけるアルデプロアセットマネジメント(AAM)の株式を譲渡した。譲渡先は信託受益権販売業のプラチナ・アドバイザーズ(東京都新宿区)。全株式の85・05%となる1万1701株を譲渡する。譲渡価額は1億206万円。
アルデプロは、グループ内で不動産流動化事業を行うことによるシナジー効果が限定的であると判断した。また、同社が販売在庫として保有する物件のほとんどは収益用物件であり、NOIベースで8%以上の物件を基準としているため、金利上昇局面においてもオンバランスで収益が上がる仕組みを構築している強みもある。
今後、AAMは、優先的にアルデプロの物件情報の提供を受け、また外部からの不動産情報も幅広く受け入れ、継続してファンド組成を目指していくとしている。
不動産流動化業界では、地価上昇に伴う物件価格が上昇し、流通が制限されている状況にある。資本力がある大手企業は静観する余裕があるが、中小企業には厳しい状況が続いている。物件を動かし続けることでビジネスが成立する同事業においては、二極化が鮮明になってきており、アルデプロは早めに手を打ったといえるかもしれない。(8月14日号)

