出資ファンドへの組み入れ目指し複合型ビル開発・・・スミカ
マンション開発事業を手がけるスミカ(東京都目黒区)が進めてきた港区南麻布4丁目における住宅、事務所・店舗から構成される複合型ビルが、11月15 日、着工した。同社が匿名組合出資により設立した、事業主体となるSPC(特別目的会社)と信託受益権を受託するみずほ信託銀行から業務委託を受け開発事業を進めていた。
みずほ信託銀行は開発用地の媒介業務、アレンジャーとしてストラクチャーの組成、シニアレンダーとしてのノンリコースローンのファイナンスまで一貫してプロジェクトをサポート。
完成後は同社が出資している私募ファンドへの組み入れを予定している。今回の開発型流動化スキームを活用することで、大型複合物件の開発にあたって開発リスクを制限する一方、資金調達方法の選択肢を広げる狙いもある。
同社は今回のプロジェクトによって不動産流動化・証券化についての経験・ノウハウを蓄積し、自社ファンド設立を目指す方針だ。(12月4日号)

