建築基準法に則したコンテナボックスを開発・・・ワイ・エス・シー
神奈川県を中心に「マリンボックス」ブランドでコンテナボックスを地主の土地活用提案の一つとして展開しているワイ・エス・シー(神奈川県横浜市 森山三郎社長)では、この程建築基準法が定める耐性をもったコンテナボックス「くら蔵」を開発した。
この商品は『JIS規格の建材を利用』『構造計算書を添付』『国内工場で生産』などを条件に建築確認済証を取得したもの。
「これまでに横浜市と建築基準法に則したコンテナ作りについて何回も協議を重ねてきました」(森山社長)。
コンテナによるレンタルボックス事業については、コンテナ自体が建物に該当するかどうかは不明瞭で、多くの企業が参入している。しかし3年前に横浜市が同業者に対して「建築物に当たる」として撤去を求めた一件があり、建築基準法に則した商品の開発が求められてきた。そこで同社は以来、横浜市との意見を調整してきた。
もともとコンテナボックスは、狭小地でも設置可能なことと、移設が簡単にできるため次の活用をするためのつなぎとしても利用しやすいといったメリットがあり、土地活用方法の一つとして認知度が高まっている。また、「マリンボックス」は、管理委託契約方式と一括借り上げ方式の2つの方法を用意、地主が低リスクで活用できる体制を整えている。
近年は、コンテナボックスだけでなく、ガレージなどがついた複合型施設も積極化。利用者のさまざまな用途に応じた提案を行っている。
「くら蔵」の価格は1つ当たり約65万円。
「土地活用方法の一つとしてレンタルボックスのニーズは高く、これにより更に市場を開拓することが出来ると考えています」(森山社長)。(5月14日号)

