高齢者専用賃貸住宅事業をスタート・・・ニチイ学館
介護サービス大手のニチイ学館(東京都千代田区)が高齢者専用賃貸住宅事業を開始する。第一号案件が平成20年2月に千葉県に竣工する予定。一都三県を中心に、2008年中に運用棟数9棟を目指す。
地主など事業主が建設した高齢者専用賃貸住宅をニチイ学館全額出資子会社の「ニチイリビング」が借り上げ・運営する。施設で必要とされる生活支援関連サービスの提供や介護サービスの提供なども行っていく予定。同社が想定する事業のモデルケースは、4階建てから5階建て、延床面積1800平方mを想定している。同社が直接地主に提案するほか、デベロッパーなどからの紹介などのルートも活用していく。
高齢者専用賃貸住宅事業を開始する背景について、同社は「社会的入院を余儀なくされている方々や高齢者施設に入居できずにいる方々の受け皿としたいという思いがある」(同社広報室)と説明している。
ニチイ学館はヘルスケア事業において訪問介護サービスや通所介護サービスなどの在宅介護サービスを展開。平成19年3月末現在で874カ所の介護サービス拠点から11万175人の利用者にサービスを提供している。平成18年4月からは予防給付きサービス導入に伴い、介護予防サービスメニューも1万9940円の利用者に提供している。
新会社ニチイリビングは資本金1億円。寺田明彦氏が代表に就任する予定。(6月4日号)

