6月の賃貸着工数前年同月比13.1パーセント増・・・国土交通省
国土交通省(東京都千代田区)は、7月31日、平成19年6月の住宅着工数を発表した。
それによれば、貸家の着工数は5万3406戸。前年同月比で13・1%増、3カ月ぶりの増加となった。平成18年6月以降の数値の中でも昨年10月の5万2984戸を上回り、もっとも高いものとなっている。なお、最も少なかったのは、今年3月の3万9663戸。過去12カ月間で貸家着工数が前年同月比でプラスになったのが7カ月、マイナスが5月と、年間では「勝ち越し」となった。
地域別で貸家の着工数を前年同月比で見ると、首都圏が11・7%増、中部圏が2・7%増、近畿圏が12・3%増、その他の地域が14・6%増となっている。
ちなみに、新設住宅着工総戸数は12万149戸で前年同月比で7・1%減。5カ月連続の減少となるなど落ち込みが激しい。分譲住宅は3万4627戸で前年同月比8・2%となっている。分譲の内訳は、マンションが前年同月比16・2%増の2万2730戸、一戸建て住宅は同4・7%減の1万1755戸となっている。これからもわかるように、持家・分譲を問わず戸建て志向の減退、集合住宅志向の強まりが見てとれる。
貸家の着工数増加の理由について、国土交通省では、「民間資金による貸家、公的資金による貸家の双方ともに増加したことが考えられる」としている。
公的資金による貸家は、5681戸と数こそ少ないものの、前年同月比で57・4%と大幅層となった。先月の減少から一転増加となっている。(8月6日号)

