家財保険で初の少額短期保険業登録・・・ユービー共済会
ユービー共済会(大阪府大阪市)は7月25日に少額短期保険業者として近畿財務局に登録された。
入居者向け家財保険を取り扱う事業者が少額短期保険業者として登録されたのは同共済が初となる。少額短期保険業の開始は10月1日を予定している。
ユービー共済会は不動産関連事業などを展開するユービーグループの一社。資本金5000万円、社長は福尾勉氏。社員数は10名。ユービーグループ内の賃貸関連会社の顧客を対象に、4年前から入居者向け家財保障、借家人賠償責任保障などの共済保険の販売を展開してきた。
昨年度の収入保険料は約3億3300万円、昨年度の新規契約件数は1万5800件、現在の保有契約件数は3万件。代理所数は約100店舗で代理所のうち7割はグループ内の企業。今後については、「経営についてのグループ色は完全に脱却し終えたと考えている」(小野取締役事務局長)という。また、特定の保険会社の資本参加は受けていない。
保険会社の支払余力を示すソルベンシーマージン比率については、初年度約600%、5年後には800%を予定している。10月以降は、家財保険と損害賠償保険のセット販売を行っていく。保険の加入者が、実際に所有する家財に対して保険料を払いすぎてしまう「超過保険」の状態を避けるため、賃貸住宅の入居者の現状により近づけた保険金の引き受け限度額を定めた「簡易家財評価額表」を作成。保険募集人はこの表を保険金額の設定の目安として顧客に提示し、保険募集を行う予定だ。(8月6日号)

