有料老人ホーム運営事業に参入・・・住友林業
住友林業(東京都千代田区)は、12月3日有料老人ホーム事業を行うフィルケア(神奈川県横浜市)を子会社化し、高齢者住宅の運営事業に本格参入した。
住友林業では、土地有効活用提案の一環として、グループホームなどの介護施設の立案・施工を行ってきた。また、昨年11月には介護サービスを手がけるスミリンライフアシストを設立し、介護施設の運営事業進出に向けての準備を進めていた。今年3月にはその、スミリンライフアシストがフィルケアの株式の5%を取得する形で資本提携を行っていたが、今回、フィルケアに対する出資比率を70%に引き上げ子会社化することになったもの。
フィルケアは平成16年5月設立。「エスペランサ」のブランドで、有料老人ホームを東京・神奈川で5棟運営するほか、居宅介護支援センターや訪問介護ステーション、調剤薬局を開設している中堅介護事業者。今年11月1日には住宅型有料老人ホーム「エスペランサ武蔵小杉」をオープンさせたばかりだ。
高齢化の進行の中で、不動産・住宅関連事業者の中には、介護施設・高齢者住宅の運営に興味を持つところが増えてきている。しかし、入居者ケアや入居募集、医療機関とのパイプづくりなどについての知識ノウハウがないことが参入の大きな障壁となっていた。そのため、既に老人ホーム運営などで実績のある介護事業者を買収しようとする動きが盛んになっている。(12月24日号)

