構造計算プログラム試験利用開始・・・国土交通省
国土交通省は、NTTデータ(東京都江東区)が開発した構造計算プログラムについて、今月21日にも仮の大臣認定を行い、試行利用を開始すると発表した。
昨年6月20日、建築基準法が改正され構造計算について、より厳しい内容が設けられるようになったが、国交省が当初昨年内に予定していた構造計算プログラムの開発および大臣認定が遅れており、結果的に建築確認がなかなか下りない、といった状況となっている。また、それに起因すると思われる建設会社やマンション開発業者の倒産も発生するなど、建設・不動産業界に大きな影響を与えている。
国交省では、この状況を受け、民間企業が主体的に開発に当たっている構造計算プログラムであっても、国が特例的・主体的に関与することで、仮の大臣認定プログラムとする、という方策を今月8日に打ち出した。
具体的には民間企業の中で最も先行開発しているNTTデータのプログラムについて仮認定を行ったあと、同社、建築会社、設計事務所、確認検査機関などでコンソーシアムを組み、試行的にプログラムを利用し、ソフトウェアの不具合の確認などを行う。
さらに、その後は仮認定プログラムの使用方法などについて、全国の設計事務所などに対して研修会を行い、建築確認手続きの円滑化を進めていく考えだ。(1月14日号)

