マンション再生システムを販売・・・オーナーズトラスト
オーナーズトラスト(東京都港区)は、老朽化物件を大規模改修するゼネコン向けシステム「スーパー賃貸再生」の営業を開始した。
主に、築25年以上が経過した鉄筋コンクリート造、鉄筋鉄骨コンクリート造の物件を対象に、躯体のみ残して大規模にリフォームし、新築同様に再生するというもの。同社では全国のゼネコン、建設会社を対象に、集客用リーフレット・パンフレット、営業マニュアル、企画設計マニュアル、営業研修のパッケージを販売する。リフォーム後の物件は、ティーシーエル共済が空室補償を行う。
「築年数が経過した物件は、賃料・稼働率ともに大幅に下がってしまいます。その物件を再生する手法として家主に提案するのが『スーパー賃貸』です。民間建築の受注に伸び悩む地方ゼネコン・建設会社などに、新たな営業提案ツールとして活用していただきたいと考えています」(坂間社長)
コンクリート躯体を残すので、新築の建設に比べて総工費の35%に該当する部分を再利用できる。コストを抑えられるだけでなく新築に比べ工期も短い。賃料も新築並みの設定が可能になるという。「新築同様に再生してから次世代に継承する手段としても有効です」(坂間社長)。
これまでに、入居率が50%を割り込んでいた中古物件が、「スーパー賃貸再生」により新築相場並みの賃料で満室になった実績もある。
ティーシーエル共済では、加盟金300万円、一物件につき2万円の査定料で新システムを販売する予定。今後、ティーシーエル共済加盟のゼネコン・建設会社以外にも提案に乗り出すという。(5月26日号)

