「分譲マンション高くて買えず」52%・・・アトラクターズ・ラボ
不動産マーケティングのアトラクターズ・ラボ(東京都千代田区)は、分譲マンション購入検討者に対する意識調査の結果を発表した。それによれば52%の人が「現在の価格は高い」と考えていることがわかった。賃貸マンションの賃料設定などを行う上での貴重なデータになりそうだ。
この調査は今年4月下旬に直近3カ月に新築マンションの販売センターに行った経験がある人を対象として実施、378件の回答が得られた。
まず「現在の物件の購入価格(分譲価格・金利・税制含む)についてどう感じているか」と尋ねたところ「購入を諦めるほど高い」「購入をためらうほど高い」が合計で52・4%となり「安い」の6・9%を大幅に上回った。価格面の問題で自宅を購入できず、賃貸住宅に住む層が多いことがうかがえる。
また「諦めた物件を再度購入検討する為の価格下落率は」については平均18・2%。15%下がれば「購入を再検討する」と回答する率が41・1%を超えており、賃貸住宅の賃料設定にあたっては、このラインを上回らないようにすることが重要になると考えられる。
「1年後の住宅価格はどのように変化すると思うか」については「下がる」が45・2%、と「上がる」の24・9%を上回った。このことは、マンション購入の先送りを促す結果となり、賃貸住宅入居率の下支え要因になるといえそうだ。(6月9日号)

