PM事業本格化・・・都市デザインシステム
都市デザインシステム(東京都渋谷区)は、プロパティ・マネジメント(PM)事業を本格的に開始する。4月には企画部内にPMグループを立上げた。
同社はコーポラティブハウスの設計・コーディネートからスタート。その後もリノベーション・コンバージョンなどを通じて、さまざまなコンセプトにもとづいた物件を供給してきた。
「しかし、いかに物件のコンセプトを明確にしそれによる物件そのもの、物件周辺地域の資産価値・収益性を向上させようと考えても、運営者がそのコンセプトに合わない入居者を入れてしまったら収益性は低下してしまいます。今回PM事業を本格的に開始するのは、単に物件を企画するだけではなく、建設後も当社でプロデュースを行うことによって、長期的に収益性を維持していく仕組みを提供していく、という狙いがあります」(PMグループゼネラルマネージャー広瀬新朗氏)
一般的にPMというと、既にある物件の収益性をアップさせていく役割を果たす業務、とのイメージがある。しかし、同社では、先にその土地に見合ったプロデュースプランを構築・提案し、それにあわせて物件を企画する、というのが特長だ。
「したがって、当社が企画・開発を手がけていない物件についてPMを新たに受託する、ということは考えていません。また、単に収益性をアップさせるために物件の運営コストを削る、という考えではなく、資本を投下するべきところは投下をして収益性をあげていく、というスタンスでプロデュースを行います。PMというよりは、むしろAM(アセット・マネジメント)に近い考え方かもしれません」(広瀬氏)
今後、土地や、改修・建て替えを検討している物件を保有する法人や個人に向けて積極的に提案を行っていく考えだ。なお物件の用途については不問。(6月9日号)

