大和ハウスリート上場廃止
大和ハウスリート投資法人は、6月10日東京証券取引所への上場を中止した。資産運用会社大和ハウス・リート・マネジメントの親会社、大和ハウス工業(大阪府大阪市)は、上場中止の理由を「市場環境等を鑑みた結果」としている。
大和ハウスリート投資法人は、大和ハウス工業が100%出資。J―REIT43番目の銘柄として6月19日に上場する計画だった。
投資対象としては商業施設、賃貸住宅、物流施設などで、上場時の資産規模1000億円を目指していた。
ただし「現在の市況からすると、初値が公募価格を上回るのは難しいのでは」(アナリスト)と将来性については厳しい見方もあったようだ。
ちなみに、上場承認後に、上場を中止するJ―REITは、これで5銘柄目となる。日本を代表する大手企業が直前になって上場を中止したことで、J―REITをとりまく環境の厳しさが浮き彫りとなった形だ。(6月23日号)

