高齢者も入居可能な賃貸住宅の供給促す新制度・・・東京都
東京都は、バリアフリー化した賃貸住宅や、高齢者の入居を制限しない民間賃貸住宅の供給を促す制度を創設した。
「とうきょうハートフル民間賃貸住宅制度」は、民間賃貸住宅の経営者が、バリアフリー化や高齢者の入居を制限しないことなど、東京都が定める基準を満たす民間賃貸住宅を都内に建設・改修する場合、民間金融機関から優遇金利で融資等を受けられる制度。民間金融機関等の協力を得たことで実現した。このような制度は全国初になるという。
新制度の対象となるのは、原則住戸面積25平方m以上、改修の場合は20平方m以上。
手すりを設置する、室内の段差をなくす、などのバリアフリー化を行い、高齢者の入居を拒まない住宅として(財)東京都防災・建築まちづくりセンターに登録した物件。登録した物件は、ホームページ上で公開される。
認定基準を満たした物件は、協力民間金融機関のみずほ銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ信託銀行、八千代銀行など民間協力金融機関で、最大で当初0・5%の金利優遇を受けることができる。
受け付け開始は5月1日から。
今年3月に策定した「住宅マスタープラン政策目標」における、高齢者の入居を拒まない賃貸住宅の登録戸数は2006年で約1万5000戸。都では2015年までに10万戸を目標に掲げている。
また、高齢者が居住する住宅のバリアフリー化率は2003年で30・5%、2015年に75%を目指す。このうち、民間賃貸住宅の割合は10・4%に設定されている。
東京都は今後、住宅建設事業者等の協力を得ながら、民間住宅市場でこの制度を普及させていく方針だ。窓口は都市整備局住宅政策推進部民間住宅課。(5月7日号)

