テレビ回線利用したブロードバンドサービス開始・・・ファイバーゲート
ファイバーゲート(東京都港区)は、4月1日からテレビ回線を利用した賃貸マンションのブロードバンド化サービスを本格的に開始する。
同サービスは、住友電気工業(大阪府大阪市)から技術協力を受け、ACLCと呼ばれるネットワーク構築方法を活用したもの。既存のマンションに敷設されているテレビ回線(TV用の同軸ケーブル)を効率的に利用することで、従来のLANや電話回線を利用するよりも簡便にブロードバンド化することができる。
今回のACLCは配管がないと棟内新設ができないLANや利用者が通信会社を変更するたび結線工事が必要なVDSLなど他の構築方法のデメリットを解消することができ、しかも有線のサービス提供なので高速で安定した通信品質の確保が可能だ。
ただ、同軸ケーブルが物件所有者のものではなく、CATV会社の所有になっている場合にはCATV会社の了承が必要になる。同軸ケーブルを通信回線として利用してもTVとは干渉しないので、TV視聴に影響はない。
同社は賃貸マンションを主体としたブロードバンドサービスを「FGBB」ブランドで展開するほか、全国の通信業者、不動産業者向けにOEM供給している。現在は、多様な既築物件に対応できるLAN,VDSL、無線の3方法を展開。FGBBの提供サービス戸数は現在約2万室(マンスリーマンション、レンタルオフィス、企業の事務所を含む)。今後3年間で10万室の提供増を目指していく。(3月10日号)

