戸建賃貸に本格参入・・・大倉
分譲マンションの設計・施工・販売・管理、宅地開発などを行う大倉(旧大倉建設)(大阪市北区)は、戸建賃貸住宅のオリジナル商品「ペアコート」を開発、兵庫県西宮市内にモデルルームを公開し販売をスタートさせた。
同社ではこれまで手掛けてきた約2万戸の分譲マンション開発で培った技術やノウハウを今回の商品にも採用。例えば、各パーツの製造には滋賀県内にあるJAS認定の同社工場を利用。コンピュータによる管理・制御で高品質、高精度の商品生産を可能にしている。また、このシステムにより現場での作業時間を短縮、わずか2カ月から2カ月半程度という短工期を実現した。
建物の構造には2×4工法を採用。耐震性、耐火性、気密性などさまざまな面で優れた性能を発揮する。部材、設備などについても分譲マンションなどで採用されるハイグレードなものを使用し、高品質の建物に仕上げている。
「当社は毎年安定した分譲マンション供給を行っているため、分譲仕様のハイグレードな設備・建材をそのまま戸建賃貸に利用することができます。コストパフォーマンスに優れた高品質な商品は、事業全体の連携により実現することができました」(ライフプラン課 中森秀人課長)
間取りは1F部分がLDK、2階部分は2室プランや3室プランなど柔軟なプランニングが可能になっている。
「特にこだわっているのがリビングに階段を配置している点です。これは家族間でのコミュニケーションが不足になりがちな現代の家庭環境を配慮したもので、子供が自室に上がる際も必ずリビングを通るようにすることで、会話する機会が多くなるようにしました」
販売価格は2棟建築の場合、外溝工事込で1棟840万円(税込)〜。対応敷地は55坪以上となっている。(5月5日号)

