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ライフスタイルコラム
多摩川沿いに住む

 首都圏には荒川、隅田川、目黒川など、いくつもの河川がありますが、近くに住みたい川ナンバーワンと言えば、水辺に親しめる多摩川でしょう。山梨県笠取山を源流に羽田沖の東京湾に注ぐ多摩川は、大田区、世田谷区、川崎市など、30もの自治体を流れており、場所によって、さまざまな表情、楽しみ方があります。
 散歩やウォーキングなら1年中、誰でも楽しめますし、健康のためには、ジョギングもいいですね。多摩川沿いを走る大会なども行われています。また、サイクリングコースが整備されているエリアなら、川風を受けて疾走するのは楽しいもの。野球場やサッカー場で仲間とスポーツ三昧という手もあります。親子で楽しむなら、凧上げや紙飛行機もお勧め。上手にできれば、お父さんの株が上がるというものです。
 子どもだけではなく、犬たちにも多摩川はうれしいフィールド。思いっきり走り回れますし、川原近くで育てれば、ウチの犬もフリスビー犬にできるかもしれません。
 スポーツとはちょっと違いますが、多摩川は意外に釣りも楽しめる場所。二子玉川あたりでは、子ども連れで鯉を釣る姿をよく見かけますが、そのほか、フナや虹鱒、ウグイになまず、そして、驚くことに鰻や鮎も釣れるのだとか。昔の二子玉川は川魚料理店が名物だったといいますから、自然が蘇ってきているのです。自然という意味では多摩川はバードウォッチングにも最適。さえぎるものがない場所ですから、鳥たちの撮影にも向いています。
 季節ごとの眺めが楽しめるのも多摩川ならでは。桜なら狛江の五本松、登戸近くの二カ領宿河原用水沿い、大田区の多摩川田園調布緑地や多摩川公園、川崎の大師橋の下流あたりなどが名所。ぶらぶら、川沿いの名所を訪ね歩くのも一興です。
 夏なら、やはり花火大会。上流の青梅市や昭島市から始まり、川崎市、大田区など、7月後半からの1ヶ月で9回もの花火大会が開かれていますから、多摩川沿いに住めば、きっとどこかの花火大会が楽しめます。
 年中楽しめるものの、夏から秋にかけて一番賑わうのがバーベキュー。郊外のバーベキューサイトと違って、川原からすぐの場所にスーパーや酒屋さんがあって、準備がラクなのが、多摩川バーベキューのうれしいところ。そのためか、平日でも川原のあちこちで煙が上がっているほどです。
 特に冬場が美しいのは、夕日。空気が澄むお正月時期なら、富士山と夕日が一緒に楽しめることもあり、しみじみ、日本の風景といった感じに。場所によっては対岸の夜景も楽しめます。
 1年中、1日中、何かが楽しめる多摩川沿い。次はこんな場所に住んでみませんか?

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