岩槻区
岩槻区(いわつきく) は、さいたま市を構成する10区のうちの1つであり、10区のうちで最も新しい区である。2005年4月1日、旧岩槻市がさいたま市に編入され、その市域が岩槻区になった。
歴史
* 1457年、太田道灌によって岩付城(岩槻城)が築城される。戦国時代には道灌の曾孫・太田資正は名将として名を轟かせた。
* 江戸時代、大岡家岩槻藩2万2千石の城下町として、また日光御成街道の宿場町として栄えた。なお、岩槻城長屋門などが遺構として移築現存している。
* 1871年(明治4年)旧暦7月14日 - 廃藩置県に伴い、埼玉県が成立。県庁は岩槻町におかれることとなったため、県名は岩槻町の所属郡である埼玉郡から名づけられた。しかし県庁は、暫定的という形で浦和町の旧浦和県庁に置かれた。
* 1876年(明治9年)12月1日 - 実際の県庁が岩槻町におかれることのないまま、実質的に浦和町が県庁所在地となる。
* 1879年(明治12年) - 前年に成立した南埼玉郡の郡庁が岩槻町におかれる。
* 1890年(明治23年)9月25日 - 勅令により、県庁が岩槻町に移転しないまま、正式に浦和町が県庁所在地となる。
* 1954年(昭和29年)5月3日 - 南埼玉郡岩槻町、新和村、和土村、川通村、柏崎村、河合村、慈恩寺村の1町6村が合併し、新たに岩槻町となる。
* 1954年(昭和29年)7月1日 - 岩槻町が市制施行し岩槻市となる。
* 2002年(平成14年) - 公職選挙法の改正で、岩槻市の所属する衆議院小選挙区が埼玉13区から埼玉1区となる。後に、さいたま市へ編入合併へ至る要因の一つとなる。
* 2003年(平成15年)1月26日 - 岩槻市が、合併に関する住民投票を行う、その結果は、「さいたま市との合併(52.6%)」・「合併しない(38.8%)」・「春日部市,宮代町,杉戸町,庄和町との合併(8.5%)」となり、2月5日に岩槻市はさいたま市に対し合併協議を申入れる。
* 2004年(平成16年)7月1日 - 市制施行50周年を迎える。
* 2004年(平成16年)8月24日 - さいたま市との合併協定の調印式が行われる。
* 2005年(平成17年)4月1日 - さいたま市に編入され、さいたま市岩槻区となる。
名産品
現在では、東武野田線・岩槻駅東口を中心としてひな人形を専門とする人形店が集積。「人形の街」として全国的に知られる。岩槻の名物としては特に雛人形、兜などの人形が有名である。これは日光東照宮造営に関わった職人がその後岩槻にとどまり、江戸初期に始めたものと言われている。現在も岩槻駅周辺や人形町通り、市宿通りなどに人形店が軒を連ねる。県内の人形製造が盛んな地域としては他に鴻巣市・越谷市・所沢市がある。
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