松戸市
松戸市(まつどし)は、千葉県北西部に位置する市。松戸、馬橋、小金は、古くは水戸街道の宿場町として栄えた。松戸地区は国・県の出先機関があり、千葉県東葛飾地方の拠点都市の性格がある。現在は東京のベッドタウンとして市外出身者とその子孫が非常に多い。市川市、柏市、流山市、鎌ヶ谷市と接し、江戸川を挟んだ向こう側に東京都葛飾区、埼玉県三郷市がある。千葉県内で居住人口第3位の市町村であるが、夜間人口の方が多い。
「松戸」の名の由来
不明であるが、有力な説として
1. 松戸一帯には後に小金牧が設置されるなど馬の飼育が盛んであった。そこで「馬の里」から「馬里(うまさと)」から「まさと」になりそのうち変化して「まつど」になったといわれる。
2. 平安時代に書かれた「更級日記」に登場する松里(まつさと)という地名が「松戸」という地名のルーツと言われている。
名所・旧跡・観光スポットなど
* 松戸という地名の由来 ( → 「松戸」の名の由来 を参照)
* 小金城址は戦国時代の領主、高城氏の居城(高城胤吉参照)。1537年に築城。(砦を拡張したという説もある)1590年、後北条氏に味方した主家の千葉氏に従った高城氏が豊臣秀吉に滅ぼされると、徳川家康の五男・武田信吉が小金城に入るが、3年後に廃城。
* 小金宿の旅篭玉屋。水戸街道の宿場町。赤報隊に関連。なお、市の一部は江戸時代は小金牧として幕府直轄領だった。
* 松戸宿は水戸街道の宿場町。新撰組に関連。市川、水戸方面、流山、江戸方面を繋ぐ要所であった。また、千葉周作が少年時代を過ごしたと言う説がある。
* 松戸神社は水戸光圀が参拝した記録がある。
* 風早神社の三匹の獅子舞。
* 東漸寺は枝垂桜で有名。
* 本土寺は日蓮宗の寺院で1277年に日朗により創建され、現在はあじさい寺として有名。日蓮直筆の書状、梵鐘などの重要文化財を所有。
* 万満寺の仁王門には鎌倉時代の金剛力士像(重要文化財)がある。馬橋駅周辺は小林一茶ゆかりの地である。
* 一月寺は普化宗の本山であった。普化宗は明治4年(1871年)廃止となり、現在の一月寺は日蓮正宗の寺院。
* 戸定歴史館は、徳川慶喜の実弟昭武が、水戸徳川家当主を隠退後住んだ屋敷跡を利用した博物館。戸定邸は2006年に国の重要文化財に指定。
* 江戸川対岸の東京都葛飾区柴又とを結ぶ矢切の渡しは、環境省「日本の音風景100選」に選定。
* 常盤平桜並木は日本の道100選に、常盤平ケヤキ並木は新日本街路樹百景に選ばれている。
* 松戸競輪場は2005千葉きらめき総体の自転車会場。
* 21世紀の森と広場に架かる森の橋・広場の橋[モリノハシ・ヒロバノハシ] は平成2年土木学会田中賞受賞。 篠原修のデビュー作でもある。
* 森のホール21の大ホールではしばしば有名人気歌手のコンサートがある。レセプションホールは結婚披露宴会場としても利用されている。
* 松戸市立博物館では竪穴住居などが再現されている。また、小規模ではあるが、市内には貝ノ花貝塚や河原塚古墳などがある。
* 松戸運動公園は2005千葉きらめき総体フェンシング会場。野球場ナイター設備の完成時に、ビートたけしが野球をしたことがある。現在、病院の移転候補地としてあげられている。
* 都立八柱霊園には詩人の西条八十、柔道創始者嘉納治五郎が眠っている。
* 常盤平団地は日本初の公団住宅団地。松戸市立博物館にある完成当時のモデルルームは、NHKの人気番組、プロジェクトXにも登場したことがある。
* 陣ヶ前などという地名は、後北条氏と里見氏の間で戦われた国府台合戦に関連している。この時、小金城の高城氏も北条軍に参加している。
* JR東日本松戸車両センターは、常磐緩行線、快速、成田線の車両が所属する車庫で、1995年3月20日に発生した地下鉄サリン事件では、被災車両がJRの車両だったため、ここで車内検証や消毒が行われた。
o 2006年3月18日付のダイヤ改正で松戸車両センター所属の常磐快速・成田線用車両103系が39年間の活躍を終え引退。「常磐線は緑」のイメージはこの車両が元祖だった。
* バンダイミュージアムは松戸駅東口に2006年8月末まであり、ガンダムシリーズの初代作から最新作までを展示していた。ガンダムマニアから子どもまで、客層は幅広かった。関西方面からの修学旅行生が時折訪れることもあったが、2006年8月末に惜しまれながら撤退。
* 根木内歴史公園は、根木内城(小金城付属施設)跡の森と、上富士川(坂川最上流部)の湿地帯を組み合わせた自然公園。2006年4月1日に開園した市内最新の公園。
* 小金原にあるユーカリ交通公園は、その名どおりにユーカリが多数茂り、松本清市長在籍時は、コアラを放し飼いにする案もあった。
* 栗山浄水場内の栗山配水塔は、1937年完成のドーム型の上水道施設。2006年土木学会選奨土木遺産に認定。いまだ現役。
* 八ヶ崎の鳴戸部屋(なるとべや)は、日本相撲協会所属の相撲部屋。
* 松飛台の佐渡ヶ嶽部屋(さどがたけべや)は、日本相撲協会所属の相撲部屋。
* 1907年(開催年)に相模台(現在の岩瀬)に作られた松戸競馬場は、JRA中山競馬場の前身。1917年に現在の船橋市へ移転した。
* 岩瀬にある松戸中央公園の正門は、1919年に開校した陸軍工兵学校の正門をそのまま利用している。
* 下矢切の柳原水閘は、1904年に完成した四連アーチ煉瓦造の美しい治水施設で、市指定文化財及び土木学会選奨土木遺産。
* 日本で最初のパソコン通信は、1984年に千代田常磐マイコンクラブによって松戸市内に開設された。
* 松戸市民会館はプラネタリウムを併設したホール施設。
* 常磐線各駅停車の新松戸駅-北小金駅間には、目立たないが1896年12月25日開業時のレンガ造りの橋脚のガードが一箇所あり、現役で通勤の足を支えている。
松戸市を舞台にした作品・歌謡
* 飯島多紀哉「アパシー・シリーズ」
* 伊藤左千夫「野菊の墓」
* おーはしるい「会計チーフはゆ〜うつ」
* 細川たかし「矢切の渡し」
松戸市でロケをした作品
* TBS ドラマ『オイシーのが好き!』(1989年) 常磐線「北松戸駅」、六高台さくら通りのマンション
* ドラマ『青い鳥』(1997)年北総鉄道矢切駅構内
* 日本テレビ『雷波少年』(1998年)松戸駅東口および北総鉄道北国分駅北口(松戸市側の地名は大橋)
* 『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』 北総鉄道矢切駅構内
* 『電車男』(2005年6月公開の映画) 北総鉄道矢切駅および松飛台駅構内
* 『進研ゼミ中学講座CM 定期テスト直前編』栗ヶ沢中学校校内
* ドラマ版『砂の器』坂川柳原水関門付近
* テレビ東京『出没!アド街ック天国』松戸市全地域
* 特急田中3号 江戸川・樋野口付近
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