昭島市
昭島市(あきしまし)は、東京都の多摩地区にある市。
多摩川中流左岸に位置する。
市の中央北部にあり、JR青梅線の乗り入れる昭島駅を中心に商業施設等が立ち並び、主としてこの地区がこの市の経済活動の中心となっている。
明治末から大正にかけては養蚕村として栄え、全国的に見ても相当な生産高をあげていた。
1954年5月に北多摩郡昭和町と拝島村が合併し、東京都で七番目の市として誕生した。特に昭和中期以降の工場誘致、大型団地の建設等によって人口の増加、経済活動の進展がもたらされ、現在では東京のベッドタウンとしての役割が大きい。人口は112,947人、世帯数は50,071世帯(2007年9月1日)。
1961年8月に多摩川でクジラの化石が出土し、「アキシマクジラ」と命名された。
地理・自然
* 都心より約35キロメートル西の多摩川の左岸に位置しており、市北部には玉川上水が流れている。また、市の南を流れる多摩川に向かって市域が全体的に北西から南東へ向かって緩やかに傾斜している。市域の標高は、最高地点で海抜170.72m、最低地点で76.68mとなっている。(河川部分は除く)
* 市の東西を貫くJR青梅線の線路を境として、北部では団地、工業地、ゴルフ場、国営昭和記念公園の敷地などが大きな面積を占める。それに対し南部では主として住宅地の占める割合が大きい。だが、最南部である多摩川の河岸付近地域には団地や学校が比較的多く存在している。
1961年(昭和36年)8月、市内のJR八高線多摩川鉄橋近くでクジラの化石が発見された。同じ種類のくじらが他に発見されていないため、和名「アキシマクジラ」と命名された。発掘当初はおよそ500万年前と推定されていたが、科学の進歩により現在では160万年前の地層から出土したとされている。百万年以上前のクジラの全骨格がほぼ完全な形で発掘されたのは、世界でも初めてだと言われている。世界的資料として、国立科学博物館新宿分館に大部分が保存されているが、一部の骨を市庁舎1階ロビーに常設展示している。このほか、昭島市の多摩川周辺ではアケボノゾウの足跡の化石や多摩川オオカミなどの骨格の化石、貝類の化石、貝類の生痕化石(サンドパイプ)、メタセコイア(和名 アケボノスギ)の化石や炭化樹木などが出土している。
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